グリッター生地
グリッター生地
グリッター生地とは、合皮や厚い布地の上に大小のラメを貼り付けた素材です。セクエルと表記されている場合もあります。キラキラと輝く見た目が華やかな素材で、婦人靴でも多く使用されています。経年劣化により表面のラメが剥がれたり、色褪せたりすることがあります。
グリッター生地とは、合皮や厚い布地の上に大小のラメを貼り付けた素材です。製靴の素材としてはセクエルと表記されている場合もあります。キラキラと輝く見た目が華やかな素材で、婦人靴でも多く使用されています。経年劣化により表面のラメが剥がれたり、色褪せたりすることがあります。
<お手入れの手順>
1.ブラシをかける
シューキーパーを入れるか、つま先に紙を丸めて詰めて型崩れを防ぐ。全体を毛先の柔らかいブラシでホコリを落とします。
POINT
小さなラメが散らばりやすいので新聞紙などの上でブラッシングをして、終わったらブラシについたラメをよく落としましょう。ラメの付いたブラシでエナメルを扱うと、ラメがエナメルに貼り付いて取れなくなるので注意して下さい。
使用したお手入れ用品⇒【コロンブス】ジャーマンブラシ 2
2.汚れ落とし
有機溶剤が入ったリムーバーや、防水スプレーは、変色やツヤがなくなる可能性があるため使用しないほうが良いです。汚れた場合は固く絞った布などで優しく水拭きします。
POINT
グリッターのお手入れは基本的にブラシをかけるだけで終了です。
合成皮革・人工皮革
合成皮革、人工皮革とは「フェイクレザー」「エコレザー」などとも言われ、様々な製品に使われています。合成皮革はPCV(塩化ビニル)、人工皮革はPU(ポリウレタン)と素材表記される場合があります。天然皮革に比べて安価な事が多いですが、最近では天然皮革と見分けがつかないようなクオリティの高い人工皮革もあり、ハイブランドの靴やバッグにも使用されています。多くは表面にポリウレタン樹脂層がある為、大切に扱っても2~3年で加水分解という経年劣化が始まります。
合成皮革、人工皮革とは「フェイクレザー」「エコレザー」などとも言われ、様々な製品に使われています。合成皮革はPCV(塩化ビニル)、人工皮革はPU(ポリウレタン)と素材表記される場合があります。天然皮革に比べて安価な事が多いですが、最近では天然皮革と見分けがつかないようなクオリティの高い人工皮革もあり、ハイブランドの靴やバッグにも使用されています。多くは表面にポリウレタン樹脂層がある為、大切に扱っても2~3年で加水分解という経年劣化が始まります。
<お手入れの手順>
1.ブラシをかける
シューキーパーを入れるか、つま先に紙を丸めて詰めて型崩れを防ぎ、全体を毛先の柔らかいブラシでホコリを落とします。
POINT
ホコリがたまっている部分に水分が付くとカビが生えやすい為、細かい部分もよくかけて下さい。
使用したお手入れ用品⇒【コロンブス】ジャーマンブラシ 2
2.汚れ落とし~仕上げ
スムース革の合皮・人皮→基本的にはスムースレザーのお手入れ方法と同じですが、表面に樹脂がコーティングされているため水分や油分が染み込まず、靴クリームを使う必要はありません。ただ傷などがついて補色したい場合、ツヤが無くなってきた場合には使用してください。天然皮革に比べて水に強い素材が多いですが、防水やはっ水と表記されていない場合は防水スプレーで仕上げます。⇒スムースのお手入れ
エナメルの合皮・人皮→天然皮革のエナメル加工革と同じお手入れ方法でケアしてください。革のエナメル同様、ツヤが無くなる可能性があるため防水スプレーは使用しません。⇒エナメルのお手入れ
ハラコ・毛付き革
ハラコ革の本来の意味は、日本語で「腹子」英語では「Unborn Calf」と呼ばれ、生まれる前に亡くなってしまった牛の胎児から作った革の事で、希少な素材になります。その為、実際に流通している毛付き革のほとんどは、子馬(ポニー)か子牛(カーフ)の毛皮の事で、総称してハラコと呼ばれている場合が多いです。ヘアカーフは染色してプリント加工している物が多いので、色移りに注意して保管して下さい。
ハラコ革の本来の意味は、日本語で「腹子」英語では「Unborn Calf」と呼ばれ、生まれる前に亡くなってしまった牛の胎児から作った革の事で、希少な素材になります。その為、実際に流通している毛付き革のほとんどは、子馬(ポニー)か子牛(カーフ)の毛皮の事で、総称してハラコと呼ばれている場合が多いです。ヘアカーフは染色してプリント加工している物が多いので、色移りに注意して保管して下さい。
<お手入れの手順>
1.ブラシをかける
シューキーパーを入れるか、つま先に紙を丸めて詰めて型崩れを防ぎ、全体を毛先の柔らかいブラシでホコリを落とします。
※毛の中のほこりを払った後は、毛並みに沿ってブラシをかけてください。
POINT
毛付き革はブラッシングが1番重要です。ブラシをかけるだけでツヤが出ますので定期的にお手入れしましょう。
使用したお手入れ用品⇒A【コロンブス】ジャーマンブラシ 2
2.汚れ落とし~仕上げ
ブラッシング後、防水スプレーをかけて仕上げます。汚れが目立つ場合のみ、固く絞った布で水拭きします。
POINT
カビを防ぐために良く陰干ししてから保管してください。
使用したお手入れ用品⇒B【コロンブス】アメダス
防水加工革
防水加工革には下記のような製造工程の違う2種類のタイプがあります。
1. 革の仕上げの段階で、表面のみに はっ水加工を施している。
2. 革の染色時の段階で、繊維の中に 防水させる薬品を染み込ませている。
1.のタイプは、傷などで表面のコーティングが取れると防水効果が無くなってしまいます。2.のタイプは、内側まで防水効果があるので多少吟面が剥がれても水を弾きます。水染みや汚れがつきにくい革なので、レインシューズやビジネスシューズなどによく使われています。水や油分を弾く性質の為、靴クリームなどの油分も浸透しにくく、購入してすぐのお手入れはブラッシングだけで大丈夫です。
防水加工革には下記のような製造工程の違う2種類のタイプがあります。
1. 革の仕上げの段階で、表面のみに はっ水加工を施している。
2. 革の染色時の段階で、繊維の中に 防水させる薬品を染み込ませている。
1.のタイプは、傷などで表面のコーティングが取れると防水効果が無くなってしまいます。2.のタイプは、内側まで防水効果があるので多少吟面が剥がれても水を弾きます。水染みや汚れがつきにくい革なので、レインシューズやビジネスシューズなどによく使われています。水や油分を弾く性質の為、靴クリームなどの油分も浸透しにくく、購入してすぐのお手入れはブラッシングだけで大丈夫です。
<お手入れの手順>
1.ブラシをかける
シューキーパーを入れるか、つま先に紙を丸めて詰めて型崩れを防ぎ、全体を毛先の柔らかいブラシでホコリを落とします。
POINT
水や油分を弾く性質の為、靴クリームなどの油分も浸透しにくく、購入してすぐのお手入れはブラッシングだけで大丈夫です。傷が出来たり、色あせしてきたら補色の靴クリームを使います。
使用したお手入れ用品⇒【コロンブス】ジャーマンブラシ 2
2.防水・撥水革の注意点
革は防水でも靴の製造工程で生じるミシン目や本底の継ぎ目から水が浸入する場合があるので、雨の日に履く際には注意して下さい。
履いているうちに傷や色あせが目立ったり、防水効果が薄れてきたと感じた場合は、通常のスムースやスエードと同様のお手入れをして、最後は防水スプレーを使用してください。
POINT
カビを防ぐために良く陰干ししてから保管してください。